名無し大学院生の独り言

暇を持て余した名もなき暇人大学院生が、普段思っている何気ないことを文章にして暇を潰すブログです。つまりは大学院生の雑記ブログってやつ。

塾講師、ちょっと無能な方が生徒は伸びる説【実体験】

これは最近僕の身に起きた珍事です。

僕はアルバイトで塾講師をしているんですが、なんと僕の担当生徒達の成績が上がっているんです。

というのも、僕は説明が壊滅的に下手なのです。バイトを始めて結構経っているにも関わらず、生徒の頭に?マーク浮かんでいることもしばしば。悩み考え、色々試行錯誤をしてはいるんですが、なかなか納得のいく授業ができません。

今回の中間テストも、生徒の理解が微妙な気がする中当日を迎えたため、(成績悪くて誰かしらクレーム来るんじゃないか…?)などとビビっていたのですが、蓋を開けてみるとあらびっくり、成績が上がっているではありませんか。

しかもこれ、今回に限ったことではなく、そこそこ起きていることなんです。

一体なぜなのか、僕は考えました。

そこで、ひとつの仮説を思いついたのです。

塾講師って、ちょっと無能な方が生徒は伸びるんじゃないか?

と。

いや、分かります。一旦ツッコみたい気持ちを抑えてください。

とりあえずこの説の詳細を聞いてください。

 

この説の詳細

塾講師の説明が下手だと、分からないが加速するパターンもありますが、多くは「こいつはだめだ」と思い始めます。そして、ワークの説明文などをしっかり読み、自分で考え、問題を解き始めます。

この「自分で考える」という点がミソなのです。

ぶっちゃけると、僕が勤務している塾は、優秀な子もいますが、成績が芳しくない子が多いです。そして僕は、その子たちの最も大きな原因は「考えない」ことであると考えています。

問題は講師の説明通りにできてもあまり意味はないんです。やはり自分で解き方を考え、試行錯誤することで力はついていくもの。受動ばかりでは身につきません。

あと、さすがの僕でも間違えた問題の指摘や解説は出来ます。自分で考えたうえで間違いを訂正されることで、より力がついているのでは?と僕は考えたわけです。

まとめると、「無能な講師に頼らず自立しようとした結果、考える力が付き、成績が伸びたのではないか」ということです。

 

考えられる他の要因

ここまで書いてきた説に対して「成績が伸びた理由はもっと他にある」と思った方も多いと思います(てか大半かも)。

ここで、考えうる他の意見についても言及しておきます。

「塾に行って勉強してるんだから上がるだろ」-確かにこれも大きいと思います。ただ、今回に関していうと、塾全体では下がっている生徒が多いのです。「塾に行っている」という条件は同じですから、他の要因もあると考えました。また、僕は他の講師に比べて宿題量が少ないです。強制しても集中できないですから。そういう意味では、むしろ他生徒より勉強量が少ない可能性もあります。

「本人たちが頑張っただけだ」-これも大いにあります。むしろこれと言いたい。ただこれについては、講師のへたくそな説明を何とか理解しようと頑張ってくれた可能性もあるので、相互関係がないとも言えません。すいませんこじつけです。

「お前の指導が良いだけだ」-これはないです。塾内で最もへたくそな自信があります。自分で書いておいて恥ずかしい。

 

最後に

そんなわけで、講師が無能な方が生徒の成績が伸びることもあるのでは?という仮説でした。

 勘違いしてほしくないのは、「無能な方がよい」と言っているわけではない点です。講師は絶対優秀な人がやった方がいい。そういう人は伸ばし方も心得てますしね。ただ、ちょっと頼りないほうが伸びるパターンもあるかもよ?くらいの感じで書いてます。

あと、この説にかまけて下手くそのまま講師を続けるつもりもないです。「俺の力で点数2倍にしてやる」くらい言える講師を目指して日々努力していきます。

つまりこの記事は8割くらいネタです。

このネタで、講師のバイトで悩んでいる同志の心が少しでも軽くなれば幸いです。一緒に頑張りましょう。

では、また違う独り言で会いましょう。

 

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